不動産投資における大失敗例として今なお語られる「かぼちゃの馬車」事件。私はその倒産後、30棟以上のシェアハウス管理を担い、多くのリアルな現場を見てきました。そこから得た教訓は、不動産投資初心者はもちろん、経験者にもぜひ知っていただきたい重要な内容です。
エリートでも失敗する?シェアハウス詐欺の実態
この破綻で被害を受けたのは、銀行員、公認会計士、上場企業社員、校長先生など高収入層ばかり。不動産投資に関する知識が乏しいまま、甘い利回りや家賃保証の言葉に惑わされ、書面だけで投資判断を下した結果でした。
多くの物件は、東京23区外の狭小なシェアハウス(7㎡で家賃7万円など)。少し現地を見れば「高すぎる」と気づける内容でしたが、書面の利回りだけを見て購入してしまったのです。

不動産投資で絶対に外せない「9つの鉄則」
私が倒産後の管理を通じて得た教訓は、以下の通りです:
①現地調査は必須(Footwork is Key)
物件周辺の環境や競合状況を、自分の足で見に行く。地元の不動産会社からの生の声も重要です。
②家賃相場を正確に把握(Market Rent)
相場とかけ離れた家賃設定に注意。特に遠方の物件に投資するなら、現地の相場感を掴む努力が不可欠。
③サブリース契約のリスクを理解(Sublease Risk)
家賃保証があるから安心?その保証、ずっと続くとは限りません。契約内容は細部までチェックしましょう。
④自己資金の重要性
フルローン・オーバーローンは返済不能リスクを高めます。健全な投資には自己資金の投入が前提です。
⑤専門家に相談(Due Diligence)
弁護士・税理士・不動産鑑定士など、信頼できる専門家のアドバイスを必ず受けましょう。
⑥情報リテラシーの強化
ネットやセミナーの情報を鵜呑みにせず、複数の視点で比較・検証を。
⑦投資目的の明確化
「節税」「老後資金」「副収入」など、目的によって取るべき戦略は異なります。
⑧一発逆転を狙わない
「不動産は一発で儲かる」などという話は、たいてい危険。地道な積み上げが最も堅実です。
⑨書面より現場主義
綺麗な資料よりも「現場の空気」が真実を物語ります。数字だけに騙されないでください。
まとめ:不動産投資で失敗しないために
不動産投資は、決して「楽して儲かる」ものではありません。成功するには、知識・経験・行動力、そして信頼できる人脈が必要です。
特に初めての方は、無理をせず、専門家に相談しながら着実に進めることが大切です。
「まず何から始めればいいか分からない…」
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株式会社L不動産
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