「老後資金2,000万円問題」が注目されて数年。政府も制度改革を進め、新NISAやiDeCo(イデコ)など税制優遇付きの投資制度が整備されています。
一方で、「不動産投資」で安定した家賃収入を得ながら老後に備える選択も、根強い人気を誇ります。
では、本当に老後の安心につながるのはどちらなのか?
この記事では、不動産投資と新NISA・iDeCoを「資産形成」「リスク」「節税効果」の視点から比較し、どちらがあなたに合っているかを考察します。

✅ 比較①:老後資産の形成力
新NISA・iDeCoの場合
金融庁の試算によると、年利5%で20年間積立てると約1.6倍の資産増が見込めます。
月3万円×20年=720万円の積立で、約1,140万円に。
ただし、元本保証はなく、運用成績次第で増減するのが前提です。
iDeCoは60歳まで引き出せないため、「老後専用」の資金と割り切る必要があります。
不動産投資の場合
例えば、2,000万円の中古アパートを購入し、月8万円の家賃収入を得た場合、
年間96万円=20年で約1,920万円の収入(維持費控除前)が見込めます。
資産価値が残れば、売却益や相続財産としての活用も可能。
さらにローンを活用すれば、少ない自己資金でレバレッジ効果を得られる点も魅力です。
✅ 比較②:リスクの中身が違う
新NISA・iDeCoのリスク
- 株式・投資信託の価格変動リスク
- 世界経済・政治動向に左右される
- 円安やインフレに強いとは限らない
分散投資はしやすいですが、短期的に元本割れする可能性もあります。
不動産投資のリスク
- 空室・家賃下落
- 修繕費や自然災害
- 立地や管理次第で利回りが大きく変動
ただし、保有物件を選べば長期安定収入を確保しやすく、「目に見える実物資産」なので安心感があります。
✅ 比較③:節税メリット
新NISA・iDeCo
- 新NISA:売却益・配当益が非課税(最大1,800万円まで)
- iDeCo:掛金が全額所得控除、運用益非課税、受取時も控除あり
どちらもサラリーマンにとって非常に大きな節税効果があります。
不動産投資
- 減価償却や金利、修繕費を経費として計上可能
- 所得税や住民税の節税に繋がる
- 相続対策(評価減)にも有利
特に高所得者層にとっては、「所得圧縮」による節税効果が極めて大きいという声もあります。
✅ 結論|「二刀流」で分散しつつ、不動産投資で安定収入を確保
・少額から始めて税制メリットを得たい→NISA・iDeCo
・実物資産で安定収入を得たい→不動産投資
実は、どちらかに絞る必要はなく、並行して活用するのが最も効果的です。
特に不動産投資は、NISAやiDeCoでカバーできない「毎月の現金収入」を確保できるため、年金+家賃収入で安心の老後が実現しやすくなります。
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株式会社L不動産
代表取締役 生田 忠士
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