はじめに
不動産投資を成功させるためには、表に出ている「人気物件」ばかりを追うのではなく、まだ市場に広く認知されていない 「掘り出し物」物件を見つける力 が欠かせません。
しかし、「掘り出し物」と言っても、偶然に出会えるものではなく、日々の情報収集のルートと、物件の弱点を見極める目が必要です。
本記事では、仲介業者やインターネット、投資家コミュニティなどからの情報収集の方法、そして物件の「弱点」をどう投資チャンスに変えるかを具体的に解説します。さらに、相続物件という特殊なルートについても触れ、弊社が連携するNPOでの取り扱い事例をご紹介します。
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情報収集の3つのルート
1. 仲介業者との関係構築
最も王道なのは、やはり 仲介業者からの情報 です。大手ポータルに載る前の「水面下情報」をどれだけ得られるかが勝負になります。
- 定期的に連絡を取り、投資基準を明確に伝えておく
- 買付けスピードを早め、業者に「この人なら成約する」と思わせる
- 物件購入後も業者との関係を維持し、次の案件につなげる
この積み重ねで、他の投資家より一歩先に「掘り出し物」に出会える可能性が高まります。
2. インターネットでの情報収集
近年では、インターネットも有効な情報源です。
- 楽待、健美家など投資専門サイト
- SUUMO、アットホームなど一般向けポータル
- 金融機関や自治体の公売情報
特に「掲載直後」に目を通す習慣が大切です。優良物件は数日で申込みが入るため、スピード勝負になります。
3. 投資家コミュニティ・SNS
近年増えているのが、投資家同士のコミュニティやSNSからの情報です。
- 不動産投資セミナー
- 投資家の勉強会やLINEグループ
- X(旧Twitter)、YouTubeなどでの発信者情報
ここでは、業者経由では得られない「実体験ベースの情報」や「独自案件」が流れることがあります。
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物件の「弱点」を見極める
「掘り出し物」物件は、一見すると「難あり」に見えることが多いです。しかし、投資家にとってはそれが大きなチャンスになることもあります。
1. 築年数の古さ
築30年以上の物件は利回りが高めに出る傾向があります。適切なリフォームを行えば、入居者需要を掴みつつ利回りを改善できます。
2. 立地条件の微妙さ
駅から遠い、周辺が古い住宅街など「人気が薄い」エリアもあります。しかし、大学や工場、物流拠点が近ければ賃貸需要は安定することがあります。
3. 管理や設備の不備
長年放置された空室や清掃が行き届いていない共用部分は、購入者に敬遠されがちです。ただし、改善コストを見積もり、再生投資の視点で判断すれば高利回りが実現できます。
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相続物件という掘り出し物
不動産市場で「掘り出し物」が出てくる大きな背景のひとつが 相続案件 です。
相続人同士で処分を急ぐケースでは、相場より安く売りに出されることも珍しくありません。
しかし、相続物件には以下の注意点があります。
- 権利関係が複雑(共有持分、相続放棄など)
- 遺産分割協議が未了の場合、契約が難航する
- 老朽化している場合が多く、追加コストが発生
つまり、専門的な知識と経験が必要な分野です。
弊社では、こうした相続案件に関して NPO法人「生活あんしんサポート」(https://npo-seikatsu-anshin.com/)と連携して取り扱っています。相続人が抱える問題を解決しながら、不動産の流通をスムーズに行う仕組みを構築しています。投資家にとっては、信頼性の高い「掘り出し物案件」にアクセスできるチャンスにもなります。
掘り出し物を得るための行動習慣
最後に、日々の習慣として意識すべきポイントをまとめます。
- 情報感度を高める
毎日ポータルサイトをチェックし、物件情報に常に触れる。 - 即断即決の姿勢
良いと思ったら、すぐに業者へ問い合わせ、現地調査や融資打診を行う。 - 融資枠を確保しておく
いざという時にスピード決済できるよう、金融機関と関係を作っておく。 - ネットワークを広げる
仲介業者、投資家仲間、専門家とのつながりを維持することで、非公開情報にアクセスできる。 - 物件の弱点を逆手にとる視点
一般的にはマイナス要素でも、自分の投資戦略に合致すれば強みに変わる。
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まとめ
「掘り出し物」物件は偶然に出会うものではなく、
- 仲介業者との信頼関係
- インターネットでのスピード感ある情報収集
- 投資家コミュニティからの実体験情報
といった 複数ルートからの情報収集 と、
物件の弱点を的確に見極めてチャンスに変える力が求められます。
さらに、相続物件という特殊市場にも注目すべきです。弊社ではNPO法人と連携し、相続案件を安全に投資家へご紹介する仕組みを整えています。
今後の不動産投資において、「掘り出し物」を制することが、安定的な資産形成への近道となるでしょう。
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